強く見える人ほど女性性が深い!? 男性性・女性性。裏に隠れた本質とは?
男性性?女性性?それは思い込み?
・行動力がある
・決断が早い
・人に頼らない
・気づいたら一人で全部やってしまう
こんな特徴がそろうと
「わたし、男性性が強いのかも」
と思いがちなんじゃ。
じゃがな。
実はまったく逆のケースがあるんじゃよ。
“女性性が深いからこそ、男性性が前に立って守ってくれていた”そんなタイプが意外と多いんじゃ。

なぜ“男性性が強い”ように見えるのか?
① 感覚が鋭いから行動が早い
女性性が深い人は、直観の反応がとても速い。
「こうしたらいい」「これが必要」
と空気を読むように分かるんじゃ。
だから行動も迷わん。
その姿が“男性的”に見えるだけなんじゃ。
② 人に頼らないのは、感じすぎるから
深い女性性を持つ人は、他者の感情や空気を強く受け取る。
だから「これ以上気を遣わせたくない」と無意識に判断して、
自分で抱え込んでしまう。
③ 周りが勝手に“しっかり者”にする
場の乱れ、空気の変化、人の感情。
それに敏感だから自然に整えてしまう。
だから周囲は「頼れる人だ!」と感じる。
でも本人はただ、
“感じとったものを整えているだけ”
なんじゃな。
女性性が深いタイプの本当の特徴
① 感情の深度がある
相手の表情の奥まで読み取ってしまう。
言葉より“本音”を感じるタイプ。
② 共鳴力がすごい
相手の痛みが自分のことのように感じられる。
これは女性性の器が大きくないと起こらん。
③ 本質に向かう問いが自然に出る
「なんでこうなるんだろう?」
「わたしの内側はどう動いてる?」
こういう“深い問い”は女性性の感性じゃ。
④ 愛・安心・静けさに敏感
表面的な言葉より、
真理や本質に触れたときの方が心が動く。
では、なぜ女性性が“隠れる”のか?
① 深すぎるから開くのが怖い
女性性は“溶ける・委ねる・受け取る”。
これが深いほど、開いたときの変化がとても大きい。
大きすぎて、自分がどうなってしまうのか未知で怖いんじゃな。
だから守るために男性性が前に立つ。
② 自分では普通だと思ってしまう
場を読む
気づく
整える
共感する
これらが当たり前すぎて、自覚しにくいんじゃ。
③ 過去の痛みを守るための防衛
・愛を与えたのに温度差があった
・心を開いて傷ついた
・優しさを利用された
こうした経験で女性性にフタをしてしまうことも多い。
・過去の恋愛で傷ついてから、愛を開くことが苦手になった
・仕事で気を配り続けた経験で、自分が疲れ封印してしまった
・自分より周りを優先し、感情を抑え続ける役割になっていた
女性性が閉じているときの身体サイン
・胸が固い
・呼吸が浅い
・背中が緊張している
・のどが詰まる
・頭ばかりが忙しい
これは “守りのモード” に入っているサイン。
逆に、女性性が開き始めると
・息が深く入る
・胸のあたりがふわっと温かい
・下腹(丹田)が落ち着く
・肩の力が抜けていく
体のほうが先に変化するんじゃ。
どうすれば女性性は開いていくのか?
① “安全”をひとつずつ積むこと
女性性は“安心”がないと開かない。
特別なことはいらん。
・呼吸を深く細くする
・丹田に意識を戻す
・背中を椅子に預ける
・「頼る」を一ミリだけ練習する
・自分のペースを尊重する
この“小さな安心”が積み重なるほど、
女性性は自然にゆるんでいく。
まとめ
「男性性が強い」と思っている人ほど、
奥には 深い女性性 を秘めていることが多い。
✔ 感覚が鋭い
✔ 共鳴力が深い
✔ 本質にアクセスしやすい
✔ だから男性性が“守りの盾”になっていた
委ねるのが苦手なのは、弱いからじゃない。
深いから慎重になっていただけのことなんじゃ。








