【それは愛の依存?】感情のジェットコースター? 心に何が起きているのか|楽にする視点



外の愛に依存しているとき、何が起きているのか

外の愛に依存しておる状態とは、簡単に言うとこうじゃ。
「自分の幸せの鍵を、相手の手に渡してしまっておる」
相手が優しくしてくれたら、
鍵がカチャッと回って、心が開く。
相手が冷たかったり、距離を取ったりすると、
鍵は相手のポケットの中。
どれだけドアを叩いても、開かん。
……そりゃ苦しいわい。
自分の家に入るのに、他人を呼ばにゃならんのじゃからな。

なぜ依存になるのか?構造の話
外の愛に依存しておるとき、
お主の中では、無意識にこんな前提が組まれておる。
- 幸せになるかどうかは、相手しだい
- 安心できるかどうかも、相手しだい
- 自分の価値は、相手の態度で決まる
つまり、
幸せ・安心・価値の“起動スイッチ”が外にある状態じゃ。
自分では押せんスイッチを、
相手に預けてしまっておるんじゃな。

ジェットコースターになる理由
この状態だと、相手の反応がそのまま「現実」になる。
- 優しい → 世界は安全
- 冷たい → 世界は危険
すると体はどうなるか。
- 呼吸が浅くなる
- 胸やお腹が固くなる
- 頭がぐるぐる考え始める
これは気のせいではない。
幸せの鍵が手元にないと、体は常に警戒モードになるんじゃ。
「いつ鍵を開けてもらえるか分からん」
この不確実さが、ジェットコースターのように上がったり下がったり。
心と体を緊張させるんじゃな。

たまに優しい、がハマる理由
ここも大事じゃ。
相手が
・いつも優しい
・いつも冷たい
よりも、
たまに優しく、たまに冷たい
この方が、依存は強くなる。
なぜか…?
幸せの鍵が「いつ回るか分からない」からじゃ。
それは刺激的じゃろ。
人間は刺激が好きじゃからな。

不確実な報酬
人の心は、
不確実な報酬にしがみつくようにできておる。
人の脳には、
「報酬が来るかもしれない」と期待したときにドーパミン(期待の神経)が強く出る性質がある。
そして「報酬がいつ来るか、わからない」という不確実さが、脳をますます強く刺激する。
たとえばのう、
いつも褒めてくれる人より、
めったに褒めない人に褒められた一言の方が、
心に強く残ることがあるじゃろ。
これは褒められた価値が高いからというより、
不確実だったことが起きたから、脳が反応しておるだけじゃ。
相手の言動で、嬉しさを感じるのは自然。
じゃが、相手によって
自分の価値まで決めてしまったら、
また幸せの鍵を相手に渡すことになる。


愛の問題に見えて、実は“自分との関係”
ここで視点を変えるぞい。
外の愛に依存しておる状態は、
「愛されたい」「どうして愛されないの?」の問題に見える。
じゃが実際は、
自分の幸せに、自分が鍵を持っていない状態なんじゃ。
だから相手を責めても、
自分を責めても、楽にはならん。
鍵の場所が間違っておるだけじゃからな。

内側に戻す、とはどういうことか
「内側に戻る」とは、難しいことじゃない。
幸せの鍵を、自分の手に戻すことじゃ。
相手を愛さなくなる、ではない。
相手を切る、でもない。
ただ、
自分の安心と価値の“最終決定権”を、自分に戻す。
そうすると不思議なことに、
相手の態度は
「振り回される原因」ではなくなる。
優しくても、素っ気なくても、
お主の安心は、ちゃんと自分の中で保たれておる。
家の鍵は、
もう相手のポケットにはない。
ちゃんと、お主自身の手の中にあるんじゃ
まとめ

お主は
幸せの鍵を外に渡し、
自分でドアを開けられない状態になっておる。
でものう、気づいた瞬間から、鍵はもう半分、お主の手に戻ってきておる。
焦らんでええ。
鍵は最初から、お主のものじゃからのう✨わしにはお主の明るい未来が見えるぞい♡楽しみじゃな🎵



