繊細さについて学ぶ|得する繊細センサーの秘密
繊細で生きにくいと感じたことありますか?
繊細さが原因で何か悩んだり、どうしていいか分からなかったり。
感度が高いからこそ過剰な情報を受け取ってしまって、
心も頭もいっぱいになってしまうこと、ありますよね。
でも、繊細さというのは「能力であり個性」なんです。
まずは自分自身が繊細な特徴を持っている!と自覚して受け入れる。
受け入れることで、繊細という気質に適応できるようになります
わたしの体験談

わたしの場合
他人の表情や言動を、敏感に受け取ってしまう時期がありました。
幼い頃から「あ、今、この人はこう思っているんだろうな」とか、「今の一言で傷つけてしまったかな」といった具合に、
勝手に予測したり、必要以上に気を配ったりしていたんです。
その結果、家族に対してさえ、
自分の本当の気持ちを「伝える」ことができなくなったり。
こういったことが毎日繰り返されると、
次第に「人とは必要以上に関わらない方が楽だ」と感じるようになったりもして。
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「繊細であること」が、
わたしの気質であるということに、長年気づいていませんでした。
そんなある日、人から
「みささんって繊細ですね」と言われて、少しショックを受けたんです。
「え?私が繊細?どうしてそんなことを言うの?」と、正直戸惑ったんですよね。
「繊細=弱いこと、良くないこと」と思い込んでいたんです。
だから、「繊細ですね」という、その言葉を聞いたとき、
胸がチクッと痛んだのだと思います。
時間が経つにつれて、「確かにその通り(繊細)かも」と思うようになりました。
✔️繊細な部分もあるし
✔️超鈍感な部分もある
わたしはその両方を持っているんだと。
「繊細さも自分の一部なんだ!」と受け入れることで、それが自分の特徴であると自覚できました。だからこそ、「これも私らしさだ」と、軽やかな気持ちで向き合えるようになったのです。
繊細=素晴らしい特徴
当てはまりませんか?

繊細な人の特徴として、以下のような点が挙げられます。
では、細かく見てみましょう。
1. 人混みが苦手
多くの刺激を一度に受け取ると、感覚が過剰になりやすいため、騒がしい場所や人混みを避けたがることが多いです。
2. 他人の感情に敏感
周囲の人の感情や雰囲気を敏感に感じ取り、それに影響されやすいです。例えば、誰かが落ち込んでいると自分も同じように気持ちが沈むことがあります。
3. 音や光に敏感
騒音や強い光、強烈な匂いなど、感覚に強く訴える刺激に対して敏感で、不快に感じやすいです。
4. 細かい変化に気づく
環境や他人の言動の微細な変化にも気づきやすく、それに対して強く反応します。例えば、相手のちょっとした表情の変化を察知し、それを気にすることがあります。
5. 深く考え込む
日常の出来事や他人の言葉について深く考え込む傾向があります。その結果、些細なことでも長時間悩んでしまうことがあります。
6. クリエイティブな発想力が豊か
繊細な感受性を活かして、芸術や創作活動において優れた才能を発揮することが多いです。
7. 一人の時間を好む
外部からの刺激に対処するために、一人で過ごす時間を大切にしています。
8. 他人を優先しがち
他人の気持ちを気にかけすぎて、自分の意見や感情を抑えてしまうことがあるため、自己主張が苦手なことがあります。
9. 完璧主義になりやすい
自分の行動や結果に対して非常に高い基準を持つ傾向があると言われています。
そのために達成までのストレスを感じることがあるかもしれません。
これらの特徴は、繊細な人(感度が高い人)が抱えやすいものですが、
素晴らしい強みでもあります。
自分の特性を理解し、それを活かすこと。
すると、生きにくいだなんてとんでもない!
グッと、生きやすさを感じられるようになります。
「繊細=生きにくい」をやめる

繊細な方の言葉で「生きにくい」というフレーズをよく耳にしませんか?
わたし自身も
「思い通りに生きられないもどかしさ」をしょっちゅう感じていました。
常に、思考が忙しく動いているので
「これが『生きにくい』ということか…」と思っていましたが、
ある時から「生きにくい」と思い込むのをやめました。
「繊細=生きづらい」なんて、いったい誰が決めたんだろう…と思ったんです。
そして、「繊細って生きづらいよね」と思うたびに、それを潜在意識に深く刻み込んでいたことに気づき、やめることにしたんです。
瞬時に繊細センサーが働いて、
情報を敏感にキャッチしてしまうので、
人混みや大勢の人が集まる場所、ネガティブな動画や画像は今でも苦手です😅
でも、「苦手」であることが悪いわけではありません。
それは単なる「気質」「個性」にすぎないのです。
ある時期から、自分の感覚を細かく見つめるように心がけています。
✔️今は⚪︎⚪︎だと感じているな
✔️今は⚪︎⚪︎したくないんだな
繊細ではない人からは「面倒なことをしている」と思われるかもしれません。
そう思われても
「はい、面倒なことをしています」と思います笑。
でも、それでいいんです。
たしかに手間がかかりますが、その方が自分が心地よくいられるから…なんです。
繊細であることのメリットはたくさんあります。
好きな情報、場所、人に対しての「好き嫌い」が、
感覚的に、実はとても明確だということです。
だからこそ、「これを選ぶぞ」と、ぶれない芯を持って自分のために行動することが、大切だと感じています。
大きな強みになる
繊細さを持っていることは、他の誰にも真似できない大きな強みです。
繊細な感受性を持つことで、他人の感情や周囲の変化に対して、
誰よりも深く理解し、共感する力を備えています。
この特性は魅力そのものです。
先述しているように
その敏感さが「生きにくさ」になるときもあります。
必要以上の過剰な情報を受け取ってしまい、
心も頭もいっぱいになってしまうことがあるかもしれません。
しかし、繊細さは感受性という名のアンテナが、広範囲の情報をキャッチできるからこそ起こることなのです。
このアンテナをうまく使うことで、
自分にとって本当に大切なものを選び取ることができます。
「本当に必要な人・事・物があればいい」となりました。
すべての情報を拾い上げるのではなく、自分にとって必要なものだけを大切にする。
選び抜かれたものの中で、自分の世界を彩ることができます。
好きでもないものに時間を割いたり、こびる時間などもったいないですもんね。
繊細さは、誰もが気づかない美しさや感覚を見つける力でもあります。
✔️風の気持ちよさ
✔️肌あたりの良い服
✔️つけ心地の良いスキンケア
✔️天然の香り
✔️食材の食感・味
こういったことも、人よりも敏感にキャッチできるため、当たり前のことが幸せに感じ取れやすいのです。それは最高に幸せなことだと思います。
さいごに

繊細な自分を理解する、受け入れることが大切だと感じます。
すると、最大の味方になります。
欠点なんかではなく魅力になります。
自分を守り、他者を深く理解する能力を持っていること。
自分が感じるこの繊細さを「弱点」だと決めつける必要はない。
わたしは「感受性(センサー)の強さ」として捉え直し
「今日もセンサーが正常!敏感だ」くらいな気持ちでいます笑
自分にとって本当に必要な人・情報・場所があればいいですもんね!