息子が骨折して、その出来事がわたしを大きく揺さぶった。
意識、生き方を本気で変えようと思えた。
一見、ネガティブに見えることも、角度を変えて眺めると「なんだかんだ、ありがとう」と思える瞬間がある。
もちろん、そう思えるまでの道のりは、決して平坦ではないけれど。
未熟だから、骨折自体に感謝なんてできないけれど。
助けてもらった人たちとの出会い。
生き方を見つめ直そうと思えたこと。
そして
毎日をもっと丁寧に過ごそう決めたこと。

そうした小さな心の震えが、
いつの間にか「なんだかんだありがとう」になっている。
高い視座から見渡せば、すべての出来事は「わたしが引き起こしたもの」。
わたし自身の内面が映し出した一幕一幕。
それが、どこか遠い記憶、目覚める前の記憶から始まっていても、経験の意味を理解するのは「今この瞬間」なのだろう。
じぶんの「思考の癖」や「パターン」に気づき、それを手放していく。
わたしは自分が「これでいい!これがいい!と思ったものは突き通していきたい」
周りがどう思おうが関係なく、もっと自分で在りたい。
頭での気づきだけでは届かない場所があるから
身体からももっと深くアプローチしたい。
いつだって「神とじぶんの間に何も入れない存在で在りたい。」
心からそう願う。