誕生秘話
しろくまは、わたしのなかにずっといた存在です。
モデルは、大切な人が贈ってくれた「しろくまのぬいぐるみ」。
わたしは、もともとぬいぐるみを持たないタイプでした。
幼い頃に親戚からもらったぬいぐるみも、どこか生きているようで、ボロボロなのに手放せなかった。
それ以来、ぬいぐるみは持たないようにしていたんです。
そんなわたしが、唯一大切にしているのが「しろくまのぬいぐるみ」。
これは、心がしんどかった頃、当時同僚だった主人がプレゼントしてくれたものでした。
(店内で、光って見えたんです)
泣きたいときは「しろくま」を抱きしめて泣いていました。
そして、
こげくまは、むかしの「わたし自身」のような存在。
大好きな後輩に「先輩って、こげぱんみた〜い♡」と
目を輝かせながら呼ばれていました笑
彼女は、素直で、とても愛らしい人で。
わたしも「いいなぁ、そんなふうに生きられたら」と、彼女の透明感に憧れていました。
その後輩がくれた「こげぱんグッズ」は、当時のわたしにとって、ヒーローのような?なんて表現していいのかわからないけど、大切な存在でした笑
こげぱんは、わたしにそっくりだから、こんな自分がいてもいいんだな〜って思えたのかもしれません。
そして次に、ノイーズが生まれました。
ノイーズは、息子が右腕を骨折したとき(2024年10月)
県内でも有名な子ども専門の病院でお世話になったことがきっかけで誕生しました。
病院で出会ったたくさんの子どもたちと、その親御さんたちの姿。
一生懸命、リハビリしていたり
しょぼんとしている姿だったり
一人で入院していて、泣いている子もいたり
泣いている子を、励ましている子もいたり
いろんな形の親御さんの姿
そこで、強く思ったんです。
「子どもたちや親御さんたちにも、もっと伝えられる存在になりたい」と。
そうして生まれたのが「ノイーズ」というキャラクターです。
憎めない、愛嬌たっぷりの姿にしました。
そして、同時に「ピース」と「はじまり」も誕生しました。
目に見えないスピリチュアルな世界や、
素粒子の領域は、少しむずかしく感じられることもあります。
わたし自身も、長年の常識からあまりにも遠く「え?どういうこと?」の繰り返しで、受け入れるのに時間がかかりました。
人一倍、勘違いを繰り返したと思っています
また、専門用語ばかりが飛び交う世界。「え?あの本では、こういっていたけど…」みたいなことが、たくさんあったんです。
何度も迷子になりました。
結局、みんな伝えたい本質は一緒。
でも、ちょっと遠い世界のように感じるこの目に見えない世界の話。
だからこそ、
ファンタジーの世界を借りて、物語のように届けたい。
そんな想いから
「物語のような講座 × 実践ワーク」をつくりました。
「はじまり」は、いつだってわたしたちのなかにある。
みんな、可能性だらけでじぶんの内側を変えることで、目に見えない95%を動かすことができる。
このことが、
もっと自然に、もっと親しみやすい形で、
学校や組織のなかにも広がっていったらいいなと願っています。