器の小ささを認めたら楽になった話
お気に入りをあげた瞬間

これは1年前の話。
とてもお気に入りのパーカーがありました。
HAPPYちゃんプロデュースのanvivid(アンビビット)というブランド✨
いつもならクローゼットにしまうのに、両親と共有している「居間に置きっぱなし」にしていた夜があったんです。
そして、次の日。
母がちょっぴり申し訳なさそうな…
ほくそ笑んでいるような顔でこう言いました。
「みさちゃんのパーカー、ちょっと借りて着ちゃったの」
わたしはそれを知らなかったので、びっくりしました笑
友達と遊びに行き、そのパーカーを着たらとても好評だったそうで。
お友達「あら。派手でいいわね。」
お友達「若く見えるわよ。」
お友達「あなたを見つけやすいわ」
そんなやりとりがあったようで、母は大満足。
「だから、みさちゃん、これもらっていい!?♡」と言われたんです。
とっても可愛らしい顔をして笑
一瞬、ためらいました。
でも「いいよ」とプレゼントしたんです。
なぜなら、「器が大きい自分になりたかったから」。
そのために、チャレンジとしてやってみたんです。
でも、もやもやが残った

はい、今年です。
母がそのパーカーを着る様子を期待して観察していたんですが、いつまで経っても着る様子がないじゃないですか〜!笑
母は服を大量に持っていて、その中に埋もれてしまったんだと思うと…
もやもやがどんどん積み重なっていきました。
そのパーカーは35000円ほど。
1シーズンしか着ていなかったので「やっぱりもったいなかったかな〜」と。
わるいことだと思っていた
母はいつになっても着ません。「大切にしてくれてるのかな」と思いつつも、モヤモヤが残っていて笑
「返してほしいな」という一言が言えないのです笑
言えずにいると、相手に対してモヤモヤが続く。
もちろん、言葉も選ばないと相手を傷つけてしまう。
たかだかパーカーであれこれ考えたんです笑
母の携帯がない!ということで、探す手伝いをした勢いで、言いました。
「1年前、あげたパーカー覚えてる?借りてもいいかな?」
なぜこれを言うのに、こんなに勇気が要るのだろう?笑
普段なら、母にあれこれ言えるんです。なぜなら、自分の中に「一度渡したものを返してほしいと言うのは、良くないことだ」という思い込みがあったから。
さらに、「返してほしい」なんて言ったら、「器が小さい!」
モヤモヤが消えた瞬間
「1年前、あげたパーカー覚えてる?借りてもいいかな?」と伝えた結果。
あっさりとパーカーは戻ってきました。
と、同時に、モヤモヤがすっと消えていきました笑
自分の「器の小ささ」を認めたことで、気持ちが軽くなったんです。
それと同時に、些細なことだろうが「自分の本音に正直になる大切さ」を学べました^^
「小さなモヤモヤ」から気づける

わたしたちは時々、小さなモヤモヤを無視して積み重ねてしまいます。
でも、それが積もり積もると、自分でも気づかないうちに心の負担になっています。
・ モヤモヤや執着を感じること自体が悪いわけではない
・ その感情に気づいて「そう思っているんだね」と、まず受け入れてあげる
・本音を、素直に認めることで、新しい視点や気づきが生まれる
まとめ
「器が小さい」に限らず、自分の中で「これはNG」と勝手に決めつけているものはないかだろうか?
✔️弱音を吐いてはいけない
✔️失敗してはいけない
✔️ダサいのはダメだ
✔️惨めはダメだ
などといった思い込み。
わたしは器が小さい自分をNGとしていた。
でも、器はやっぱり小さかった笑
わたしの器は、ペットボトルのキャップレベルかな♡
それでいいじゃん、って思えた。
想いに正直になったとき、パーカー以上の「自分への信頼」が手に入った気がします♡
