ここからは、「ひみつのマインドラボ♡」の出発点となる物語じゃ。
お主の現実と、心の内側。
そこには深くつながる「ひみつ」があるんじゃ。
この物語にふれることで、忘れとったじぶんを思い出すかもしれん。
本当の願いに気づくかもしれん。
この物語がどこまで真実なのか…
それはファンタジーとも言えるし、リアルとも言える。
物語は少し長くなる
まぁ、気の向くまま、ゆったりと読み進めるとええぞい。
じゃあの♡
宇宙のはじまり
遠い遠い昔のことじゃ。
この世界が生まれる、もっとずっと前の話。
すべての「源」となる「はじまりの意識」があったんじゃよ。
「はじまりの神」じゃな
そこは、完全な愛に満たされていてのう
欠けたものなど何ひとつなく、ただただ、純粋な愛と光だけが在った。
じゃがあるとき
「はじまり」に、ひとつの問いが芽生えたんじゃ。
この問いは、存在を見つめようとする、
意図から生まれたんじゃ。
愛と光だけの世界では、すべてが溶け合っておる。
違いや境界がないからこそ
「じぶん」という輪郭すら感じられない
わたしとは、何か
わたしとは、何か
わたしとは、何か
その問いが生まれた瞬間、宇宙に静かな波紋が広がって、
すべてが、少しずつ動きはじめたんじゃ。
壮大な愛の計画
例えばじゃな
自分が”白そのもの”だったとして、
まわりもぜんぶ白だったら…?
じぶんが白なのかどうかも、よう分からんじゃろう?
他の色があるからこそ
「あ、自分は白だったんじゃ」と気づける。
ー対比があってこそ自分がわかるー
光だけでは気づけないもの。
影の中に宿るもの。
その両方を通してこそ「ほんとうのじぶん」が見えてくるんじゃ。
じゃから「はじまりの神」は、自らを映すために、
影というキャンバスを描いたんじゃ。
自分を知るための、問いから始まった、意図だったんじゃよ
純粋な光しか知らなかった「はじまり」にとって、
「影」という視点は、まったく新しい体験だったんじゃ。
すべては「はじまり」の問いと意図から始まった、
壮大な愛の計画じゃった。
ピースとノイーズの誕生
そうして生まれたのが
「ピース」と「ノイーズ」じゃ。
「ピース」は、愛と調和そのもの。
すべてを、あたたかい愛で包みこむ。
「ノイーズ」は、愛とは対極の影。
愛とは真逆の記憶や情報を、ノイーズは蓄積したんじゃ
ピースの記憶の縄文時代
かつて、
ピースの記憶が根づいておった時代があるんじゃよ。
1万年以上も続いたその時代には、
争いの痕跡がほとんど見つかっておらんのじゃ。
発掘された骨には、戦いによる傷が残っておらんと言われておる。
それはつまり…
大自然とともに、みなで支え合い”和”して
「共有」「調和」で生きる。
まさに、愛と平和そのものの世界じゃったんじゃ。
人々はただ生きることそのものが、祈りであり、
ただ「今ここに在ること」がよろこびじゃった
。
ノイーズ
ノイーズの影の情報の1つが「恐れ」じゃ
じゃが
恐れ全てが悪いものじゃない
崖のそばに立ったときに「ここは危ない」と立ち止まる。
目の前にライオンが現れたら「逃げなければ」と身を守る。
そんなふうに、本来「恐れ」は生き延びるために備わったものじゃった
ノイーズの拡大
じゃがのう…
いつの日からか、少しずつ人間に変化が起きはじめた。
長いときの流れのなかで、ノイーズに蓄えられた記憶と情報は、やがて光を覆い隠すほどに膨れ上がっていったんじゃ
そして「ピース」の存在が、
だんだんと小さく、かすれていくようになったんじゃな。
ノイーズのプラグ
ノイーズはのう、
悲しみ、怒り、恐れ、孤独、嫉妬
そして、数えきれないほどの思い込みや不安、疑い、戦い、うらみの記憶を、
まるで記録装置のように、黙々と蓄えてきたんじゃ。
そのエネルギーは、見えない「プラグ」のように、
人々の内側とつながった
ノイーズは、本来の働きを超えてしまった…
まだ起きてもいない過剰な不安にまで、人々は反応するようになってしもうてのう。
ノイーズの情報は、
気づかぬうちに、人々の思考や感情、そして肉体にまで流れ込む。
そうして心が重くなったり、
ネガティヴに傾いたり、
心と体に「曇り」として現れる人類が増えていったんじゃ
ノイーズも光に還りたい
じゃがのう、怖がることはない。
ノイーズは、わしらを困らせようとしているわけじゃないんじゃ。
ただ
「気づいてほしい」
「愛に戻ってほしい」
「生き方を変えてほしい」
それだけなんじゃよ。
ノイーズは、排除すべき敵ではない。
向けるべきは拒絶ではなく、光なんじゃ。
ノイーズもまた、
この宇宙のしくみの一部として、
光へ還ろうと、静かに帰り道を探しているんじゃよ。
人々への影響
愛とは真逆の世界で、長く生きてきた人類はのう、
いつしかノイーズの影響を、強く強く受けるようになっていったんじゃ。
たとえば、
「感謝」の心を忘れ、
恵まれている環境を当たり前にやり過ごしておると、
ノイーズはそっと、ノイズを送り込んでくる。
たくさんの情報。たくさんの声。たくさんの選択肢。
朝、目が覚めた瞬間に手を伸ばすスマホ。
だれかの言葉に傷つき
だれかの何かに嫉妬し、
誰かの成功に、じぶんを小さく感じる世界。
じゆうを怖れ、挑戦をためらい、
奪い合い、比べ合い、心に見えない壁をつくりはじめる。
無理してがんばり続ければ、いつか辿り着けるはずだ…
そう信じて、もっと正しく、もっと速く、もっと強く、もっと多く。
そんな幻想を、
いつの間にか「真実」だと思い込んでしまったんじゃな。
そして知らぬ間に、
恐れから何かを選び、本当の自分を見失ってしまう。
「わたしって…」
「一体、なにをしたいんだろう…」ってな
はじまり
人々の記憶
じゃが忘れてはならん
人々にはのう、
一人一人に「はじまりの神のエネルギー」と「記憶」が流れておるんじゃ。
もともとは、たったひとつの光から生まれた存在。
分け御霊(わけみたま) 神の子じゃな。
輪廻転生という旅
魂はのう、
「わたしとは何か」
「愛とは何か」
それを知るために、何度もこの地上に降り立っておるんじゃ。
それが、輪廻転生という旅じゃ。
まあ、話半分で聞いておってくれたらいい
生まれるたびに、
過去にできなかったことや、
心に残った後悔や想いを、
もう一度、あたらしい形で体験しようとしてるのかものう
たとえば、
ある人生で「自分を信じきれなかった」としたら、
次は「信じる」ことに向き合うかもしれん
「愛せなかった」なら、
次は「愛すること」を学ぶ体験がやってくるかものう
すべては、
「ほんとうのわたし」を思い出すための、愛のプログラムなんじゃな。
…そんなしくみが仕組まれておるんじゃよ。
それは、「はじまりのあの感覚」に戻りたいという、
魂の深い記憶そのものなんじゃ。
本当に欲しいもの
人々がほんとうにほしいものはのう、
もっとたくさんのモノでも、
もっと高い場所でもないんじゃ。
それは
心の奥にある、静かな場所
飾らず、背伸びもせず、
ありのままの自分で「ここに在る」と感じられる感覚なんじゃよ。
そしてそれは、遠くに探しに行くようなものではない。
はじめから、ずっと、人々の中に在ったもんなんじゃ。
存在
人はのう、
どこかでいつも「じぶんの存在を感じたい」と思っておる。
「存在感が薄い気がする」
「わたしには意味があるのか?」
「誰かに認めてほしい」
「わかってほしい」
人が「存在を感じたい」と願うのは、
ただ寂しいからでも、誰かに認められたいからでもないんじゃ。
もっと深いところに記憶がある。
それは、すべてのはじまり。
まだ何もない静けさの中で、
「わたしとは何か」と問いが生まれた、あの最初の記憶じゃ。
その問いが、宇宙を拡大し世界を動かし、
「個の存在」になって流れ込んできた
存在を感じたいと願うのは、
そもそも自然なことじゃ
源の問いを引き継いでいるからなんじゃ。
備わっている孤独
はじまりから分かれ、個となったお主たちは、
その瞬間から「孤独」という感覚を知った。
でも、それもまた「存在を感じる」ためのしくみ。
孤独を感じるということは、
もともと「つながっていた」という記憶が残っている証なんじゃよ
分離からひとつへ
そしてのう
分離から抜けて愛を思い出した人類は、
やがて「愛の繁栄」のサイクルに入ってゆく。
愛がめぐり、また愛へと還っていく、永遠のリズム。
これは宇宙の自然な構造、トーラスじゃ
外の世界を整えたければ、まず自分の内側に光を灯すこと。
なぜなら、
この世界は「内と外」がフラクタルでつながっておるからじゃ。
「わたし」の変化が、そのまま世界に響いてゆくんじゃよ
奪い合いではなく、分かち合い。
恐れではなく、信頼。
孤独ではなく、つながり。
全てのサイクルのはじまりは
相手を変えることでもなく
沢山のものを抱えることでもない
「じぶんを愛すること」からなんじゃ
地球のアセンション
地球もまた、生きておる。
意識を持ち、今も進化の途中なんじゃ。
長いあいだ痛みを抱え、じっと耐えてきた地球は、
「本来の姿に還りたい」と願いはじめておる。
その動きは、地球だけのことではないんじゃ。
神界にも、新しい風が吹いておる。
長く眠っていた意識が、動き出しておる。
そしてじゃ
そうした変化に共鳴するように、
古いものが噴き出してくるのも自然なことなんじゃ。
感情、人間関係、社会の構造、
それぞれの奥に眠っていた「手放しのタイミング」がやってきておる。
地球そのものが、アセンションのプロセスに入っておる。
人類もまた、その大きな波の中におるんじゃ。
いま起きているのは、大きな清めのとき。
本来のあるべき姿へと戻るための、真理の流れなんじゃよ。
ひとつの扉が開いた
いま、ひとつの扉が開いた。
それが「ひみつのマインドラボ♡」じゃ。
これは、お主が本当の姿に出会う、あたらしい旅のはじまりじゃ。
「ひみつのマインドラボ♡」は、
地球にいる「ミサ」と、宇宙に存在する「ミーサ」。
ふたりのミーサがタッグを組んで、
忘れていた「あの感覚」を思い出していく、不思議な旅なんじゃ。
そしてな、
お主が、よろこびながら生きること。
それこそが、愛の繁栄につながってゆく道なんじゃ。
眠ったまま生きるのか
目覚めた状態で生きるのか
今、問われているのかもしれんのう