脳内の自己否定の仕組みを知れば、人生が好転する《ひみつのマインドラボ♡》
https://miiisa33.blog/jikohitei-noizu-happy/↑こちらの続きです。
否定の声との対面

頭の中には、いつも声が響いていた。
「わたしなんてどうせ」
「どうせうまくいかない」。
それだけじゃない。
やろうと思った瞬間に体が止まったり、急にやる気がしぼんだり。
終わったはずの会話を、「あれでよかったのかな」なんて、頭の中で何度もリピート再生したりして。
まだ起きてもいないことを、不安で抱えこんでしまう。
わたしはずっと、それを性格だと思っていた。
考えすぎなだけ。弱いだけ。
だからポジティブにならなきゃって…
そうやって片づけてきた。
でもある日、現実世界の片隅に、ひっそりと小さな扉が現れた。そこには「secret mind lab」と記されていた。
ギイ……と音を立てて開いたその先は、見慣れた日常とはまったく違う世界だった。

そこで、ミーサという案内人と、龍神のりゅうちゃんと出会った。
ふたりに導かれて、わたしは「自分を否定してくる声」の正体(ノイーズ)に会いに行くことになった。

案内されたのは、ノイーズの部屋だった。
そこにいたのは、迷子の子どものような表情をした、
雲のかたちの小さな存在。
怖いはずなのに、どこか懐かしかった。
それは「はじめまして」ではなく、「やっと会えた」に近い感覚だった。

「あれがノイーズじゃよ」
わたしたちが一歩近づくと、ノイーズはふわりと揺れ、輪郭をわずかに縮めた。
逃げるわけでもなく、ただこちらを見ている。
そのときだった。

廊下の奥から、低く反響する声が聞こえてきた。
「わたしなんてどうせ」
「幸せになんてなれない」
「我慢するのが当たり前」
「愛されない」
壁の奥から滲むように、いくつもの言葉が浮かんでは消えていく。
わたしは息をのんだ。
りゅうちゃんが、すぐ隣で静かに言った。
「いちばん怖いのはのう、誰かの言葉ではないんじゃよ。
お主が、自分に向けて言った言葉なんじゃ。」
胸の奥が、かすかに震えた。
記憶の蓋が開く

──思い出す。
誰かが成功しているのを見たときの、小さな痛み。比べたくないのに比べてしまって、気づけば何もできていない自分を責めていた。
そのとき、わたしは「目立たないほうが安全だ」と決めた。そして同時に、「本気を出さなければ傷つかない」と、自分の可能性に蓋をした。
そうだ、もっと前から──あった。
小学校のころ。おもちゃは買ってもらえなかった。おもちゃのある友達の家に行くと、胸がざわざわした。そのとき、わたしは「ほしいと言わない子でいよう」と思った。“ほしい”を言わないかわりに、“いらないふり”を覚えた。
気づくと、ノイーズの部屋の空気がわずかに揺れていた。
わたしの隣で、りゅうちゃんは静かにこちらを見ている。
ミーサも何も言わず、わたしに光を送ってくれているのがわかった。
さらに開く記憶

──兄弟のお下がりの体操服が恥ずかしくて、からかわれたあの瞬間。そのとき、わたしは「恥ずかしくないふりをしよう」と強がることを覚えた。笑っていれば、傷ついていないことにできると思った。
あの頃から、好きでもない友達とワイワイ振る舞うのが苦手だった。そのとき、わたしは「本音は隠したほうがいい」と思った。嫌われないために、少しずつ自分を削ることを選んだ。
中学になって──みんなの輪に入れず、ずっとひとりだった。そのとき、わたしは「ひとりで平気な人になろう」と決めた。本当は平気じゃくて、ひとりが恥ずかしくて。
だから、休み時間はトイレで過ごした。
そのとき、わたしは「弱さを見せない。」「平気な顔をする」練習を重ねた。
ノイーズの正体

ほんとうはただ──わたしは、わたしのまま、わたしらしく。堂々と、存在していたかっただけなのに。
そうだ。わたしは、自分の本当の本音よりも、『誰かに嫌われない選択』ばかりを繰り返していたんだ。
気づいた瞬間、胸の奥がじんわりと痛んだ。わたしは、嫌われたくなかったんだな……
ノイーズは、わたしが生んだのかもしれない…。
ごめんね

「……ごめんね」
そう声をかけたとき、ノイーズの輪郭はやわらいだ。
なぜ、ごめんねと伝えただけで、やわらぐのだろう…。
続きはこちら
🔻
完成しましたら貼り付けます


